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30代パパと息子たちの全力遊び体験記

日本の育児環境は改善されているのか?「たまひよ白書」から読み解く社会の課題

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こんにちは!

先日、たまひよ白書にて日本の母親の7割以上が「子育てがしにくい」と感じているという調査結果(調査は2022年に実施)が出たことが報じられました。ただ、この結果は驚くべきことではありません。

prtimes.jp

日本の労働環境は、長時間労働働き方改革が進まず、育児との両立が難しい状況にあります。日本のママ、パパは働きすぎなんですよね。

昨日も政府が男性の育休推進に関して発表してましたね。もっとスピード感持った方がいい気もしますがね…。

子育てがしにくいと感じるワケ

調査結果によると、母親の「子育てがしにくい」と感じる理由の最も多いものは「経済的・金銭的な負担が大きいから」でした。このことは、日本の少子化問題にも関連しています。若い夫婦は、子育ての負担が大きく、経済的な負担も増えることから、子どもを持つことに踏み切りにくい傾向があるといわれています。

その他の理由

理由には「経済的・金銭的な負担が大きいから」が最多でしたが、その他にも様々な理由が考えられます。例えば、保育園や幼稚園の待機児童問題や、子育てに対する社会的な支援が不十分なことなどが挙げられます。このような問題を改善するためには、政策面での取り組みが必要不可欠です。

例えば、待機児童解消のための保育園・幼稚園の拡充や、育児休業制度の見直しなどが挙げられます。また、企業側でも、育児休業を取得しやすい環境づくりが求められています。

父親の育休取得

一方で、父親の育児休業取得については、少しずつ増加傾向にあるということが分かりました。88.4%の父親が、今以上に育児に関わりたいと回答しています。私も育休を取得しましたが、企業の協力が必要不可欠なんですよね。育休を取る人が増えてきていますが、まだまだ育児休業制度を利用できなかった父親の中には、「仕事の代替要員がいない」や「職場の雰囲気が休みにくい」などの理由が多いことも事実です。大手だと部署によっても取りやすかったり取りにくかったりと社内格差も生まれてますからね。

育休を取ることが目的ではない

ただ、子育てするためで、育休を取得することが目的ではないのでご注意ください。育休取ったのに結局、ほとんど妻任せなんて何の意味もないてすからね。

あと、子育てしたことのない上司に勘違いしがちな人が多々見受けられますが、育休を取得したから、その後残業フルで働けるワケないですからね?その辺の理解も進まなくては男性の育児に関わる時間は増えていかないと思います。あと、もっと在宅ワークが普及していくといいなとも思いますね。今はまだワークライフバランスしっかりした企業は中々ないですよね...。

課題解決に向けて

これらの課題を解決するためには、企業や政府が積極的に働き方改革を進め、育児と仕事の両立をサポートする制度や環境を整備することが必要です。また、社会全体で子育てを支える風土を作っていくことも必要です。

まとめ

この調査結果は、日本が子どもを産み、育てやすい社会になるために取り組むべき課題を示しています。これからも、子育てに関することの議論を進め、社会全体で子どもたちが健やかに育つ環境を整えていくことが大切ですね。果たして異次元の少子化対策は功を奏するのでしょうかね…。どんどん子育てしやすい環境になっていくことを期待しつつ、自分なりに努力していくことも大事になりますね。夫婦で力を合わせて子育てしていかないとですね!!

 

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